2014年7月9日水曜日

【青鬼】 ネタバレ




あの人気ホラーゲームを実写映画化!
あのブルーベリーおじさんもド迫力で走り回るよ!

以下、ネタバレ祭りになるから
未見の方は急いで脱出するんだ!






















あらすじ

イジメっこの卓郎と
その配下のミカとタケシ、
そしていじめられっ子のシュン、
偶然出会った出来杉的存在ヒロシ、
AKBの入山杏奈は
廃墟にドラッグを隠しに行くのであったが
そこには怪物が潜んでいた。
あらまっ!やぁ〜ねぇ〜!




てなわけで観てきましたよ。青鬼。
原作ゲームはやった事はないんですが
観た事はあります。

観といて良かったです。

という位に一見さんお断り映画でしたね。


原作ゲームは廃墟の館に
3人の若者が肝試しに行ったら
人食いの青塗り巨人が現れ、無表情かつ猛スピードで
迫ってくるのを必死で逃げながら謎解きして脱出する、
そんなゲームなんですね。

















※凄いシュールですが実際やってみると怖いです



そこにシュン(須賀健太)AKB(入山杏奈)を加え
オリジナルキャストを空気にさせる味付けに変更。
(どうやらノベライズ版が元のよう)


自分はノベライズ版を見た事無いので
映画が始まってからはただただ呆然。
な・・・!なんだこの展開は!!


シュン「ぼくゲーム制作が趣味なんだ!あれっ!ちょっと待って!?ここ知ってる!おまえは!青鬼!そうかここは僕のゲームのせk・・




なにー、なにこの展開はー。
心の中で「ゲームの制作が趣味なんだ!あれっ!」らへんで
映画の中に飛び込んで須賀健太くんに
三丁目の夕日を見せに行かせたかったです。

しかも何でゲームの世界にコニャニャチワしちゃったのか
という疑問が明かされるのがラスト10分くらいという
結構な放置プレイ。しかもあんま納得いかない。
だから初めから置いてけぼり喰らいます。


そして先に書いた通り
須賀健太くんはこのゲームを作った人なので、




シュン「ここが僕のゲームの世界なら、杏奈ちゃん!そこの本棚の横から2冊目、そう!その本を引くんだ!すると鍵が上から落ちて来て、次は血まみれのピアノの鍵盤をアルコールで拭き取ると3桁の数字が出て来てそれで金庫をあけてそうすると」


杏奈「おまえつまんな!!!!」

なわけですよ。
まあね!謎解きなんかやってる時間ないんでしょうけど、
じゃあこれもいらなくない?!って思っちゃいました。
攻略本持ってんのかい!おまん!!



青鬼
























青鬼のビジュアルは素晴らしかったですねー
3mくらいの顔でかブルーベリーが中々のスピードで
追いかけてくるのは怖かったです。だらしない腹で。
律儀にドアを開けてコンニチワするのもカワイイ。

ただ、普段は「ゲルゲル〜」みたいな変な声芸人なんですが
獲物を騙す為に「人間の声」を真似ることができる
んですよ。こんなもん原作知らないとテスト範囲外のとこから
問題出て来た学生みたいにポカーンです。

頭食いちぎりモグモグシーンとかは無い物の、
死体から内蔵モグモグなどのサービスシーンはありました。
ディモールト!!


オチ


目の前が真っ白になりました。
所持金が減ってました。

心の中で必死にそれだけは、
そのエンドだけはダメだと入山杏奈を応援しましたが
真っしぐらにうやむやクソエンドのセンターに飛び込む入山杏奈。
新曲はなんですかーーーー!!!!



とまあ色々言っちゃいましたが
モンスターホラーを愛する身だからこそね!!
期待してたからこそなのよ!おじさんはね!
邦画でモンパニ(モンスターパニック)なんて
めったに無いからね!

映画の時間も1時間弱という短い時間だから
大変だったのかもしれないけどね・・。

とにかく、続編もあるっぽいので
次回も期待です!
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




PS
・入山杏奈の弟さん

自殺した、という回想シーンがわけわかんなすぎ
路上ミュージシャンの前で一人座って楽しげに聞いている。
かと思いきや突然立ち上がり道路へダイブ。
なんなんだおまえは。

・キャラ演出

キャラの特徴の説明シーンが
説明すぎてげんなり。